≪中東呼吸器症候群(MERS)について≫

情報発信元:保健センター
〒314-8655
茨城県鹿嶋市大字平井1187番地1

TEL:0299-82-6218 FAX:0299-82-6219
E-MAIL:kenkou2@city.ibaraki-kashima.lg.jp

韓国において中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)が感染拡大しています。
2015年6月29日付けの世界保健機関(WHO)の情報によると,韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の患者の累計数は,死亡者32人を含む182人です。
 
中東呼吸器症候群(MERS)は,2012年に初めて確認されたコロナウイルスによる感染症です。
主として中東地域で患者が報告されています。
このほか,ヨーロッパ(イタリア,英国,オーストリア,オランダ,ギリシャ,ドイツ,フランス,トルコ),アフリカ(アルジェリア,エジプト,チュニジア),アジア(フィリピン,マレーシア,韓国,中国,タイ)及び北米大陸(アメリカ合衆国)からも患者の報告がありますが,これらはすべて,中東地域への渡航歴のある人もしくはその接触者であることがわかっています。
 
主な症状は発熱,咳,息切れなどの呼吸器症状です。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
特に高齢の方や糖尿病,慢性肺疾患,免疫不全などの基礎疾患のある方は重症化する傾向があります。
 
 
中東地域等、MERS患者の発生が報告されている地域に旅行する方
【旅行前】
 〇糖尿病や慢性肺疾患,免疫不全などの基礎疾患がある方は,MERSに限らず,一般的に感染症にかかりやすいので,
    旅行の前にかかりつけの医師に相談し,渡航の是非について検討してください。
 〇渡航前に現地の最新の情報を検疫所ホームページ外務省 海外安全ホームページなどで確認してください。
 
【旅行中】
 〇現地では,こまめに手を洗う,加熱が不十分な食品(未殺菌の乳や生肉など)や不衛生な状況で調理された料理を避け,
      果物,野菜は食べる前によく洗う,といった一般的な衛生対策を心がけてください。
 〇咳やくしゃみの症状がある人や,動物(ラクダを含む)との接触は可能な限り避けましょう。
 〇咳,発熱などの症状がある場合は,他者との接触を最小限にするとともに,咳エチケット([1]マスクをする、[2]咳・くしゃみの際は
      ティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえ,他の人から顔をそむける,[3]使用したティッシュペーパーはごみ箱に捨て,手を洗うなど)
      を実行しましょう。日常生活に支障が出る程の症状がある場合は,医療機関を受診してください。
 
【旅行後】
 〇帰国時に発熱や咳などの症状がある方は,空港内などの検疫所へご相談ください。
 〇帰国後14日以内に,発熱や咳などの症状がみられたら,直接医療機関には行かずに,事前に最寄りの保健所(鹿嶋市在住の方は
      潮来保健所TEL0299-66-2114)に連絡の上,中東地域などに滞在していたことを告げてください。
 〇症状がある間は,他者との接触を最小限にするとともに,手洗いと咳エチケットを実行してください。