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教育長室

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0003446 更新日:2024年4月8日更新

ご入学おめでとうございます


 鹿嶋市立小中学校へ入学された児童・生徒の皆さんご入学おめでとうございます。
 これから始まる学校生活や行事などの全ての経験が皆さんにとってかけがえのないものとなることを願っています。

 鹿嶋市では、「地域が育て、地域を創り、未来を拓く鹿嶋っ子」を基本理念に、一層の少子高齢化が進行し、グローバル化や情報化が進展する社会を生き抜く力の醸成につながる、未来を見据えた教育行政を推進しております。
 具体的には、読解力やコミュニケーション力など、すべての学習の基盤となる国語科、論理的な思考を育成するための算数・数学科、グローバル社会で活躍するための基盤となる英語科、DX化が進む社会において必要不可欠な情報教育の4つの教科領域に重点を置いております。 

 まず、令和6年度は小学4年生から中学3年生に「よむYOMUワークシート」を本格導入します。新聞記事を教材に文章を読み解く力、グラフや図表と文章を関連付けて考える力、筆者の意図を考えながら読む力を身に付けることが期待されます。国県の平均を上回る成績の国語科の能力を一層引き延ばすだけではなく、課題とされている文章と図表を関連させたり、複数の資料を組み合わせたりしながら読み取る力などの、論理的思考が身につくことも期待しております。

 鹿嶋市の小学校では、令和2年度に英語科が教科化される以前の平成30年度から教科としており、幼稚園から中学校までの10年間を見通した英語教育が鹿嶋市学校教育の特色の一つでもあります。このような取組により、文部科学省が掲げる英検3級レベル相当の実力を持つ中学3年生割合50%の目標を上回り、鹿嶋市では59.2%となっております。さらに、英語をもっと学びたい、話したいという児童に対しALTによる英会話教室「イングリッシュ・ラウンジ(ジュニア)」、あたかも外国にいるような環境下で英語生活をする「イングリッシュ・アーバンキャンプ」等、実践体験の機会も設けております。

 また、GIGAスクール構想が始まって3年が経ちました。鹿嶋市では、AI機能を搭載したドリルソフト(navima)と4技能英語教育ソフト(English4skills)を装備した学習用パソコンを自宅に持ち帰ることを基本とし、授業の他、家庭学習や家庭との連絡ツールとしても活用しております。教室に配置した電子黒板と共に、新しい学習用ツールは授業デザインや学びのスタイルに大きな変化をもたらしておりますので、大切に使ってほしいと思います。今後、NEXT・GIGAを見据え、教育現場でのニーズや技術の進化を踏まえつつ、増加する通信量に十分耐えうる高速かつ安定した学校内ネットワーク環境の整備等もしっかりと進めたいと考えております。

 さらに、令和6年度より、2学期制を導入します。スポーツの日を含む10月の連休を前期後期の区切りとすることで、長期休業期間を短縮することなく、授業時数を増やすことができ、円滑な学びの実現につながるものと期待しております。

 これらの他、全ての学校に司書を配置した「学校図書館」や特別栽培米や鹿島灘シラスなど地元食材を使った「学校給食」にも継続的に取り組み、未来を担う人材となる鹿嶋っ子の健全な心身の発達、学力の向上に寄与する教育環境を整えるとともに、市民の皆さまのご理解・ご協力を賜りながら、更なる教育行政の発展に努めてまいります。

                            鹿嶋市教育委員会教育長 川 村  等

教育長

 

 

 

 

 

教育長コメント

 


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